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お盆の帰省はチャンス!家族で話し合っておきたい「実家のこれから」

稲垣

2026年8月6日

もうすぐお盆休みです。

久しぶりに群馬へ帰省し、ご両親やご親族と顔を合わせる方も多いのではないでしょうか。

普段はなかなか切り出しにくい「実家を今後どうするか」というテーマですが、ご家族が集まるこの機会こそ、将来に向けた話し合いの絶好のタイミングです。


まず押さえておきたいのは、ご両親が健在で意思能力がしっかりしているうちに話を進めるメリットです。もし認知症などで判断能力が低下してしまうと、成年後見制度を利用しない限り、実家の売却や大規模なリフォーム、契約行為そのものが非常に困難になります。「いざ空き家になってから考えよう」では、手遅れになってしまうケースが少なくありません。


また、近年の情勢を踏まえることも重要です。現在、建築資材や人件費の高騰により都市部の新築マンションなどは値上がりが続いていますが、地方の既存住宅市場は様相が異なります。物価上昇や生活コスト増により買主の予算が厳しくなる中、群馬県内の郊外エリアや築年数が経過した不動産は、需要に対して供給が過剰となり、売却価格が下落傾向にあります。「まだ大丈夫」と先送りにしている間に、不動産としての価値がさらに下がってしまうリスクがあるのです。


一つの選択肢としてご提案したいのが、老朽化した戸建てを手放し、駅近くや利便性の良い賃貸物件へのお引っ越しをご両親と一緒に検討することです。バリアフリー設計の賃貸や管理の行き届いたお住まいに移ることで、階段の昇り降りや庭木の手入れといった身体的負担、屋根や外壁修繕などの維持費の悩みから解放され、より安全で快適な老後を過ごすことができます。


実家の問題は、放置すればするほど選択肢が狭まり、ご家族の負担が増えていきます。このお盆休み、「これからの暮らしをより良くするため」という前向きな視点で、ご実家の未来について少しだけ時間を取って話してみてはいかがでしょうか。

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